【7日間連続5日目】ストナンノック~牡蠣の試練~

 

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◇◇◇

心の宿る場所が君の家だ 心の導くまま歩けば 必ずたどり着ける

Your heart will lead you home

ティガー・ムービー(劇中歌 Your heart will lead you home)

◇◇◇


 

 

 

身体が鉛のように重い。

目がちかちかする。

 

 

昨日ほど長い1日はなかったように思えた。

昼から始まったストナンは、深夜の4時まで続いた。

歩いて、歩いて、声をかけ、歩いて、歩いて、しゃべった1日でした。

楽しかったし、充実していた。

ただ、7日間連続という慣れないことをしているので、身体が悲鳴をあげる。

 

仕事も毎日のようにあるし、起きたときからブログを書かねばならない。

 

ストナンノック、仕事、ブログ執筆は想像以上に応える。

 

ただこれらは自分が自分でやると決めたこと。

 

やるしかない。

 

そう、やるしかない。

 

 

今日は5日目。

仕事をし、広島に移動してきた。取引先へのあいさつを済ませ

 

 

いざ街へと繰り出す。

◇◇◇


1人目 恰幅がいい女性

並行トークするも帰るグダで放流

 

2人目JD

ガンシカ

 

3人目 出勤前キャバ ス

 

マホの待ち受け画面が彼氏で、粘るも彼氏グダで放流

 

4人目 シャネル帽子かぶる子

「マドンナみたいな帽子ですね~」で平行トークするも放流

 

5人目 お年召した女性 平行トークし、放流

 

6人目 金髪JD

ガンシカ

 

7人目 カエルのシルエットのバックを持つJD

「良い感じのバックですね!」でオープンし、10分くらい並行トークする。

向こうからも質問がとび、良い感じに和む。

これから友達と飲むという、飲み会後なら、とおっけーをもらおうとしたそのとき 背後から、「わ~!!!!なにしてるん!!」友達4人がその子をかっさらうかのように自分の両隣に入っていった。

そのまま見送るしかできなかった。

 

8人目 JD

ガンシカ

 

9人目 きれいめなOL

並行トークするも放流

 

10人目 いかついOL

平行トークするも彼氏に会いに行くグダ

 

11人目 ぽっちゃりJD

平行トークし良い感じに和むも、友達がいきなり登場。破綻。

 

12人目 唇がセクシーな美容部員

並行トークするも、最後早足でバス乗られる

 

13人目 JD

待ち合わせのため、「どっかいきんさい」と蔑むような目で言われる。

 

14人目 JD

並行トークするも帰るグダ

 

15人目 きれいめOL

並行トークするも、帰るグダ。

 

16人目 OL

ガンシカ

 

17人目 スーツ姿のJD

平行トークするもこれからバンド練習ということで早足で行かれる。

 

18人目 ぽっちゃりOL

ガンシカ

 

19人目 控えな性格のJD

並行トークでしっかり和むも放流

 

20人目JDなりたて子

「怪しいんで、もう向こう行ってください」。強く言われ放流

 

21人目 おしゃれJD

「明日早いんで」早足で行かれる。

 

22人目 おしゃれアパレル店員

「彼氏いるから」グダ。

 

23人目 事務員子 和むも、帰るグダ

 

24人目 OL

ガンシカ 25 社会人2年目 友達のバー行くという。一緒についてくると逆に打診され、お店の前にいくといかにもガールズバーぽかったので放流。

 

 

ここまで25声かけーーー。

0LG

0連れだし

0即 トリプル0だ。

腰の外回りが痛い。公園のベンチに座る。 ネオン街の輝きが、僕の目線からはぼやけて見える。街の明かりが、人の行き交いがスローモーションのようにゆっくりゆらゆらしている。 だいぶ疲弊していた。

何か試練を受けているようだ。

 

◇◇◇

ノック中は、食欲がない。

妙な高揚感と興奮が入り交じり、中枢交感神経を鈍らせていた。

近くにあった、ラーメン屋に入り、ラーメンをすする。

ラインを見ると、ノック2日目に合流した貴虎くんからだった。

 

「23:00にいけますが、調子どうですか?」
嬉しかった。

彼も仕事終わり、にも関わらず駆けつけてくれる。 しかも遅い時間に。なんだかほっこりし、一気に食べきった。

さぁ重い足を動かすんだ。

 

 

26人目 タイプ子

ゆるふわ系のファッション、ゆっくりな足取り。ぬいぐるみのキーホルダー。 即系の条件の十分条件はそろっている。

つかさずに「このぬいぐるみ、おばあちゃんにプレゼントしてもいいですか?」 くすっと笑う。それにしても、整った顔立ち、唇、心が奪われる。 しばらく並行トーク。ただこう言われる。

「私男なの」一瞬、時が止まる。おそらく自分のびっくりした表情を彼女は見逃さない。 「だからばいばい」。メッシのかけるフェイント以上に、衝撃的でなにより鋭かった。

 

27人目 アパレル女子

並行トークするも、広電に乗られる

 

28人目 事務員

並行トークするも、葵真吾ばりのドリブルで、直角に曲がられコンビニ入られた。

 

29人目 電話子

並行トークするも、この会話ずっと聞かれてますよ?いいんですか?と受話器画面を見せられる。謎の振る舞い。

 

30人目 OL

帰るグダ、崩せず

 

31人目 OL

ドンキに入られる。

 

体力的に限界だ。

泊まっているビジホに入り、ベットに横たわる。

このまま目を閉じたら、朝まで絶対に爆睡してしまう。ただ、体力がもたない。目覚ましを5回セットし、目をつむった。 だが想像以上に寝られない。

 

この記憶はなんだ。

中学校の頃、カナダに研修プログラムで行ったことがあった。 見るもの、聞くもの、感じるもの、すべてが新鮮で、ベットに入りうだうだしていたあの気持ち、ほどよい興奮。

夢と現実の狭間で、ぼーっとしているとアラームが鳴った。

 

と同時に時間は23:00過ぎ。

貴虎くんが来てくれる。

ゾーンで合流した。

開口すぐすぐに貴虎くんが言う。

「ソラさん、めっちゃ疲れてますけど大丈夫ですか?」 彼は若いが、人への洞察力がすごい。表情や言動、態度、仕草に到るまで培った勘と、彼の感性が言っているんだと思う。

 

前回と同じように、コンビしながらソロで行くときは行く。 「悪いよ、せっかく貴虎くん来てもらったし、ソロでも大丈夫だよ」と言うとじっと目を見て

「いやいや、僕は来たくてきているし、せっかくのこういう機会だから協力しますよ」 そのまま言葉に甘えた。

 

時刻は12時。

再度出撃だ。

 

32人目 ソロ赤い靴OL

「このガラスの赤い靴、僕に履かせてよ~」 「は?なんやこいつ」という不信感の目を向けられ、早足で行かれる。

 

33人目 JD

タッチの差でネカフェ入られる 34人目 コンビOL

貴虎くんがテンション高く2人組に声かけ。

2人とも飲み会終わりで、これから占いに行こうとしていた。ただ占いする人は、爆睡している。声をかけるも一向に起きようとしない。 「自分占いできるし、やるよ~」と担当子の手を見る。

 

担当に別れ、じっくり和むも「友達居るから」「明日仕事だから」その2つを崩せない。なくなく放流。

 

35人目 スナックママ

和み、並行トークするも帰られる。

 

35人目 チャリ子

「うわ!トライアスロンの選手や~」と絡むも、颯爽と行かれる。

 

36人目 キャバ嬢

じっくり和むも、明日学校やから、と帰られる。

 

37人目 何度かすれ違うJD

ゆっくり歩いており、2度目の声かけ。これから帰る~とか言いながらふらふら街を徘徊している。どうみても自分と同じ不審者だ。

そのくせ、目線がきょろきょろしている。和み、しんどそうだったので、水を買ってあげると、がぶ飲みしお礼も言わずに早足で立ち去ろうとした。追いかけると、さらに早足になった。 どうでもよくなって、放流した。

 

貴虎くんがラインがあった。 「即!」

この短時間で、彼はどんな魔法を使ったんだろうか。

彼のあきらめない気持ちが強く、それが結果にコミットしたんだと思った。

飄々としながらも結果を出す、自分と比較すると彼の背中は大きく映った。

 

 

以前Lゲしたキャバ嬢のブーメランも空振りに終わる。

 

 

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結果

37声かけ

1LG

0連れだし

0即

費用:300円

歩行距離24キロ

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心も体も限界でした。 もうだめかもしれない、くじけそうです。

涙をだしても仕方ないけど、出てくる。
くじけそうです。

だけど、もうちょっとがんばります。

 

あきらめたくないから。

あきらめなければ、きっと希望はあるから。

牡蠣の試練はきついです。

ただきっと乗り越えます。

 

ソラ