【3度目の8日間連続】ストリートナンパノック7日目 ~2人の心がきれいな女性たち~

f:id:soda-fight:20190524153939j:plain

 

===

Sometimes bad things happen, and there's nothing you can do about it. So why worry?

どうしたってどうにもならないことは時々起こるんだ。起こる前から心配する必要なんてないさ。(ライオン・キング

===

 

 

 

彼女はいつの間にかいなくなっていた。

 

気がつくと彼女からラインがきていた。

 

「今日はありがとうございました。

わたしのために夜遅くまで起きて待ってくださり、ありがとう。

起こすの悪いと思いそのままでてきました。お仕事がんばってください。」

 

 

心が綺麗な女性は好きだ。

自分もしっかり向き合いたいし、ありのままを受け入れたい。

 

 

===

 

大阪から明太子に着いた。

 

それにしても移動疲れというのはやっかいだ。 シートに座って、じっとしている。

じっと動かないから、患部が固定され、疲れがたまる。

加えてトンネルなど気圧が微妙に変化するのも地味にしんどい。

 

 

ノックをして、食欲が極端になった。

 

食べるか食べないか。

 

ゾーンに入ると、食べない。気分が高揚し、食欲は軽減される。

 

しかし気が緩むと、一気に食べてしまう。 昨日は食べた。

 

カレーうどん、チャーハン、冷麺、海鮮丼、ざっと2600キロカロリーだ。

しかも炭水化物と脂質が多い。ただそれだけこのストナンノックは、エネルギーを使う。

 

この1週間で平均歩行距離が14.3キロだ。成人男性のおよそ4倍は歩いている。

加えて、仕事もセットで行っているため、エネルギーの消費は最大級だ。

 

 

非日常というストナンノックに身を置くと、自分が自分でなくなった感覚になる。

 

食欲も睡眠欲も、仕事も別の僕がいるみたいな、ちょっと浮いたような感覚だ。

 

 

ノックの前、仮眠を取った。

お気に入りのBGMをかけっぱなしにして、コップ一杯水を飲んで1時間半熟睡した。

 

まさしく熟睡した。

 

熟睡した。

 

僕は、寝ることが健康において最大で最高の方法だ。

 

睡眠こそが、健康にもっとも近づく。

 

おおげさに書いているが、ノック中の疲れが溜まっているからこそ、この時間は至福だった。

 

「もうこのまま寝たいな」

そんな気持ちにも及んだ。

 

 

すぐに打ち消し、シャワーを浴びた。

「ここがゴールじゃない」 だからこそ、もうちょっとがんばるよ。

 

 

街に出よう、7日目のスタートだ。

 

===

 

1人目はすぐに声をかける。

ナンパは地蔵しがちだ。だからこそ、「やる」と決めたら誰でもいいからすぐに声をかける。

今日もそうだ。

 

ゆっくり歩くゆるふわ系のファッションの彼女。

 

「こんばんは!めっちゃ春らしい格好ですね!」

でオープン。

「適当ですよ笑」 「いや~春の陽気たっぷりですよ^^」 これから出勤するという。仕事終わりなら、飲みにいけるという。 LGして放流。

 

 

2人目 アラフォー

和むも放流

 

3人目 JD

ほぼガンシカ

 

4人目 OL

彼氏蟻案件。和むも放流。

 

 

===

前方から白い薄ニットを来た女性がくる。

 

足取りは軽い。飲み終わりだろう。

 

追い越し、後ろから声をかけようとすると、地面からすぅーっと黒い物体が見え隠れした。

 

 

「わ!ねずみおる!!」 「ひゃああ!」 彼女は声を上げる。一生に一回しか使えないねずみオープンだ。

 

ねずみが去り。

お互いに再度和む。同じ事象で、同じような感情を抱くのは、一気に距離も縮まりやすい。

 

「これもなにかの縁だし、飲みにいこ?」

「え~、終電までなら!」

 

提案が受理された。

 

バーを挟む。大学生の彼女はすごくすごく良い子だ。

いろいろ気を遣ってくれる。彼女からボディタッチも多い。

 

初めて会った気がしない。

 

「今が一番遊べるときだよ~!いっぱい遊んだ方が将来絶対よくなると思うよ~」

みたいな感じで口説いた。

 

しかし、彼女には終電がある。

飲んでいると瞬く前に終電が過ぎた。

 

彼女は飲み会終わり、疲れているし、帰りたいグダが強い。

 

普通ならこんなに粘らないくらいに粘った。

 

「でもどうしても嫌なら、しないから言ってね?」

提案が受理された。

 

 

===

 

ホテルインし、そのまま即。

 

申し訳なさを込めて、優しく優しく行為をした。

 

そうしたら

何度も何度もお礼を言われた。

 

タクシー代を多めに持たせると、悪いです、と返してくる。

 

いや、じぶんも楽しかったし、ありがとうを伝えたくて無理矢理渡した。

 

 

彼女を見送った。

 

吸い付くようなキスの余韻と夜風が心地よかった。

 

「本当にありがとう!もっと夜を楽しんでね!」

彼女から絵文字付きのメッセージが届いた。

 

 

===

何人かの明太子クラスタの方と在美へ。

 

久しぶりの再会があった。

ジャスティンフィーバーさんだ。

初めてノックしたときに、合流させてもらい、クラブのことストのことを丁寧に教えてくれた。

 

あの初ノックから半年が経った。すこしでも成長した姿を見てもらおうと、必死にやってきた。だからこそ、再会し握手したときは、嬉しかった。

 

 

在美にイン。

EDMのメロディラインがなめらかだ。

照明の強弱が、良い感じに照らす。「今日はイケル」。

適度に踊り、適度に声をかける。

 

1時間過ぎたところで、見覚えある顔から握手される。

 

Beeさんだ。颯爽とした笑顔で、女の子を連れ出した。

思えば、ノック3日目で僕が3即して満足したのに、Beeさんはその日5即していた。

 

 

驚異的以上のなにものでもない。

それに感化され、自分も奮起した。

「(半年前と比べて)スト値めっちゃ上がりましたね!」そう言われたとき死ぬほど嬉しかったです。

ありがとうございます。

 

連れ出す姿に、感動し、さらに足取りが軽くなる。

 

 

ただ坊主だった。

 

 

===

 

1組目に声かけした子から、「今から行くね~!」とラインがあった。

 

深夜4時。

そこからの記憶はそんなに覚えてない。ソフトドリンクを買って、ホテルイン。

そこからたくさん乱れた。眠さとお酒の酔いを込めて、乱れた。

お互いのことをいっぱい話し合った。

 

この一連の流れに非日常性を感じていた。

日常ではありえない、特別な時間。

行動してきたから、たどり着いたんだ。行動しなければなにも起こらない。

行動こそ最も大切だ。

 

それから

泥のように眠りについた。

 

彼女はいつの間にかいなくなっていた。

きちんと寝転んだ枕とパジャマがたたまれていた。

 

 

気がつくと彼女からラインがきていた。

 

「今日はありがとうございました。

わたしのために夜遅くまで起きて待ってくださり、ありがとう。

起こすの悪いと思いそのままでてきました。お仕事がんばってください。」

 

一緒のベットの彼女は自分に気を遣って、お帰りになった。

起こさないようにゆっくり片付けをした彼女の姿は安易に想像つく。

 

 

心が綺麗な女性は好きだ。

だからこそ、自分もしっかり向き合いたいし、ありのままを受け入れたと思う。

 

再度眠りにつく。

目をつむると、彼女の笑った表情が浮かんだ。

 

それが疲れを癒やしてくれた。

 

 

7日目が終わった。

 

 

 

=======

結果

総時間:6時間

声かけ6人、箱では覚えてないです。

連れだし2人

3LG

2即

費用:3500円(箱入場代、ドリンク代)

=======

 

7日目が終わりました。

 

7日目で目標の7即を達成しました。ほとんど運の要素が大きいですが、応援してくださる人のおかげです。

ツイッターでリプライやいいね、ブログにコメントして頂いたり、

同時に、声をかけ続けてきた結果だと思います。

行動しなくてはなにも生まれません。恥ずかしくてもいいんです。その一瞬だけなので。

 

 

だから最終日、突っ走ります。

 

 

ソラ