【8日間連続最終日】ストナンノック~最終日はドラマが待っている~
◇◇◇
障害があったらのりこえればいい!
道を選ぶということは、必ずしも歩きやすい安全な道を選ぶってことじゃないんだぞ!!
ドラマは、つくるものだ。
巨人が、96,97年と後半戦11.5ゲーム差を追いつき、逆転優勝したとき当時の長嶋監督が言ったあの台詞だ。
9打者連続安打から一気に逆転勝ちを狙ったゲームから始まり、勝負強さを発揮して優勝。
日本一に輝いた。
巨人軍は逆転を信じ、優勝を信じ、勝負所で強かった。
ノーアウトフルベースからの気迫の3者連続三振、9回2アウトからのサヨナラ勝ち、同点、勝ち越し、逆転のタイムリー、エラーをカバーする好守備。
ドラマは、つくるものだ。
ノックをする前、僕は自分に問いかけた。
この8日間のノックはどんなドラマが待ち受けているのだろうか?
今回のノックで最も思ったことは、ドラマは待っていてもこない。
ドラマは自らつくるものだ。
8日間連続ストリートナンパノックがスタートする。
今日が最終日だ。
全部をぶつけよう。
◇◇◇
電車でLゲした子との早朝アポは、惨敗した。
ただ、大切なことに気づかされたアポだった。
僕の姿が見えなくなるまで、手を振ってくれた彼女の顔が忘れられない。
「最後、楽しんでくれたかな?」
余韻に浸りながら
牡蠣の国から新幹線に跳び乗る。
なんとなく窓側の席を予約した。
車窓からは、景色が早送りで変わっていく。
目をつむると、8日間が走馬燈のようによみがえる。
あの子は今何してるんだろう?
僕に平手打ちをくらわせた子は、筋トレに励んでいるのだろうか?
「また会いたいけど会ってくれる?」そう言ってくれるこもいた。
笑った顔、怒った顔、悲しい顔、楽しい顔...。
トンネルに入ると、辺りが真っ暗になり窓に自分の顔が映りこむ。
その顔を見ながら、自分だけでも自分じゃないような気がした。
違う自分になれたのかな、そんなことをもう一人の僕に聞いていた。
この8日間で自分のなにが変わったのか?
自分に問いかける。
きっと答えなんかないかもしれない。
ただ今日1日しっかりやりきろうぜ。
振り返るのはそれからでいい。
◇◇◇
大阪に着いた。
今日まず向かうのは、4日に伊右衛門君と連れだし、負けた子の家だ。
もうないな、と思っていたら向こうから打診が来た。
某駅に着くと、彼女がいた。小さくて、年齢の割に童顔の彼女。
そのまま彼女のパレスにインした。 グダはない。彼女も最初から
「そのつもり」でアポをくんでいる。
抱き締めあい、首筋をなめると声が漏れる。
電気を消し、求め合う。
昨日、負けた悔しさと嬉しさが混じり合いながら腰を振る。
彼女の声が大きくなる。両足を僕の腰に絡めてくる。
体重を乗せ、緩急付けながら振っていく。それに比例し、声も大きくなる。
あえぎ声がピークになり行為を終える。
ここで、エネルギーを使うわけにはいかない。
行為を終え、シャツを着替える。
互いに礼を言ってパレスを出た。
家に入って30分後だった。
◇◇◇
彼女を笑顔で見送り、Uへ向かう。
気さくな人たちだ。
すこし話しはそれるが、ストリートとネトを中心に自分はやってきた。
逆にバーナンや、クラナンはほぼ初心者に近い。
地蔵してしまうし、同じ空間で無視されたり「あの人、性懲りもなくまだいる」と見られる目が嫌だ。ただの偏見だけど。
ただ、ストで身につくのは、警戒心の解除。
そこからの和みや、連れだし、ぎらつきは、バーやクラブで身につける方が圧倒的にストに活きる。
まぁるさんは、バーナンについてのノートもだしている。
相談すると、「ぜひうやりましょう!」と言ってくださる。
次は、クラナンとバーナン、やるべきことが見つかると足取りも軽くなる。
===
次にバウさんと合流させてもらった。
自分が女性なら好きな顔立ちで、ドリンクをごちそうになった。
握手を交わし、コンビさせて頂く。彼のすごいところは、ゆるい雰囲気の見た目の割に、はっきりした声かけである。
落ち着いていて、目をまっすぐ見て話す。
立ち振る舞い、声量、そしてたまに見せるユーモア。
合流させてもらうことで
自分が課題としていることが、改善に近づくそんなことがある。
声かけからオープン、和み、その作業において
他者から取り入れるところは取り入れていく、その大切さを学んだ出会いであった。
バウさんが、クラブに行くタイミングで、パートナーの伊右衛門くんと合流した。
◇◇◇
お互いのことを誰よりも知り尽くしている伊右衛門くんとぼく。
コンビとしては最高のパートナーだ。
さぁ街に出よう。
8日間のストリートナンパノック最終日のスタートだ。
先に謝っておきますが、身体が疲弊し、メモは残す余裕がありませんでした。
従って、具体的な会話は残っていません。声かけ数はコンビ6組、ソロ4人です。 (ソロのときは伊右衛門君に指名してもらいました。)
4人目 コンビOL
「こんばんは!めっちゃ令和っていう顔していますね!今日は平成最後の一週前の日曜だからですか?」
もうよくわからない感じでオープンする。
二人とも笑顔が見える。
ただこれから行く店があると言う。 放流。
伊右衛門君との今日のコンビで決めたことが3点ある。
①即れそうな案件にコミットすること
②声かけし、難しそうならすぐ放流すること
③無理はしない。深夜1時半までやって無理なら帰る。
僕は、先月完ソロし、火の国で57人声かけをした。
結果的に3連れだし1即を果たしたのだが、今思うことは、もっとターゲットを絞ること。
もちろん声かけし、粘った上で連れ出しや即につながることもある。
少なくとも僕はそれはほんの1,2例しかない。
従って、声かけした時点で反応がいい人を優先するようにした。
今日は、上の3点を遵守する。
伊右衛門君からあれどうですか、と指名を受ける。
5人目 ソロJD
「お姉さんの歩き方、めっちゃ春らしいですね!」
またしても変なオープンをしてしまった。ただ結構なスト高。
しかし、彼女も笑顔も見え、なんだか友達と話しているような感覚になる。
「これから飲み行くんだ、終わったらいいよ~」でLゲした。
6、7,8、9人目 コンビ
覚えてないです、すみません。
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時計は1時を迎えようとしている。
「まだまだこれからっすよ」伊右衛門君が励してくれる。
彼は、優しい。ただ彼のいいところは、人に対して精一杯尽くすことだ、この界隈でなく、リアル社会でもきっとそうだ。
その彼のためにも結果を残したい。
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伊右衛門くんから、あの子いけそうですよ!
指名をしてもらった。
見ると、黒いニットを着ていて、ゆっくり歩く女性。
背後から彼女を追い抜き、目を見て、声をかける。
ミリオンダラースマイル。
「いっぱい飲んできたね!ビール?ハイボール?もしくは牛乳?」
オープンはなんだっていい、ちょっとでも笑わせることができれば。
目がぱっちりした飲み会終わりの彼女。
かなりのタイプだ。
身体がしんどく、目がちかちかするので長居はできない。
和みながら頃合いを見て提案する。
ぼく「最近もらったワインあるから家で飲まない?」
彼女「わたし、ワイン嫌いなの!ハイボール好きで!」
ぼく「おいしいウイスキー有るよ~」
彼女「いや、だからハイボールがいいの笑」
居酒屋挟むと、相手の食いつきはあっても自分がしんどい。
軽めにいこうとするも、日曜の深夜のお店は少ない。カラオケ打診も通らない。
しぶしぶ居酒屋にインするためエレベーターに乗る。
その中で長いキスをした。
ふっくらなくちびるに吸い付くようなキス。
それを堪能しながら、お店の前で扉が開く。
「別のお店に行こう」目で提案するが、まだそっぽを向く。
席につき
ハイボールで乾杯する。
勢いよくグラスを鳴らした。
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この3日間はずっと朝の4時くらいまでストし、すこし寝てブログを書きながら仕事をこなしていた。
スマホのメモ帳に、「起承転結」でストーリーの外枠を埋めていく。
情景描写、心理描写、その絡み合いをメモする。
それを基に、パソコンで記事を書く。
だいたいいつも3000字をめどに書く。
少なく書こうとすれば、それも安易にできる。
ひとつのストーリーに絞るか、事実のみを書く、それなら1時間もかからない。
ただ、自分は、自分ベースの記事にしたかった。
なぜならこれは自分のオリジナルなストーリーで、一生に一回しかない、自分の挑戦だからだ。
だからこそ、苦しい胸の内や、見た景色をそのまま描くと余計な情報となっていってしまう。
でもいいんだ、自分がいいと思うなら。
という気持ちで書いてました。
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ハイボール薄めで、と言ったのに一杯飲むと、もう記憶は定かではない。
疲労したときに飲んでおいしいお酒は、仕事終わりの一杯だけだ。
正直なこというと、それからほとんど記憶はない。
居酒屋で、激しくキスをし合う。
お会計をし、気づいたらタクシーで彼女の家に向かっていた。
そのまま、ベッドになだれ込んだ。
お酒のせいか、ここまでにいたる情熱か。
また激しく舌を絡め合う。
首筋をなめると、ありえないくらい声を出す。
性感に敏感だ。
そのまま気持ちが赴くまま、激しく求め合った。
「もっともっと、奥を」と口調が激しくなる。
激しくなり、正常位から騎乗位になると、細い割におおきな胸がリズムよく揺れる。
相性のよさに、またお互い求めてしまう。
そしてふっくらした唇がぼくに触れると、思わず自分も声がでてしまう。
そのまま体位を変え、求め合った。
===
ドラマは、つくるものだ。
この8日間、僕は歩いた。
彷徨いながら、歩き続ける旅人のようだった。
歩き続け、見たことのない場所へ行き、知らない人に声をかける。
意気投合することもあれば、憚られることもある。
ときにクラスタという同志から、お酒を飲み交わし、握手し健闘を誓い合う。
様々な困難があった。
いったいどこまで歩けばいいのだろうか?
疲れだってある。この歩き方で果たしてあっているのか?
なんで歩いているのか?
自問自答を繰り返した。
繰り返しながら歩いて、また知らない人に声をかける。
すこしでも感情を共有したくて。 相手に寄り添いながらも、自分の意見も主張しながら。
この8日間、僕は歩いた。
早朝、朝日がまぶしい。
犬を散歩する人、ランニングする人、「今日の学校楽しみだね」と歩く子どもたち。
橋を渡ると、水が絶え間なく流れていく。
太陽の光で水面がきらきら反射している。
日常だ。
非日常の8日間からぼくは、日常に戻ってきた。
この日常に溶け込むのが嬉しくもあり、哀しくもあった。
でも、いいんだ。
日常が嫌なら、非日常にすればいい
なぜなら
ドラマは、自分の手でつくるものだからだ。
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結果
総時間:6時間
声かけ10人
連れだし2人
2LG
2即(1準即)
費用:3500円(居酒屋代金、ドリンク代など)
歩行距離:21キロ
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8日間のストリートナンパノックが終了しました。
目標に2即足りない、8日間で5即(2準即)でした。
ん~、やってみての感想?
そりゃあ、もうね、、、
疲れたよ!!!!!!
もう、疲れたよ!!!!
でもね、でもね、
疲れたけどね、
もうやりたいと言われたらどうかな???
もちろん、またやるよ!!!!
馬鹿でもいいよ。
あほでもいいよ。
批判されたっていい。
楽しかったから。
だから、それを見つけにやるよ!!!!
そのときは、また応援頂けたら嬉しいです!!!
8日間読んでいただきありがとうございました!!!!!
ソラ